内科
風邪、胃腸障害、頭痛、膀胱炎などの急性疾患をはじめ、内科全般を幅広く診療しております。急な体調不良や日常の検査、診察、健康相談など、不安に思ったときは、お気軽に当クリニックにお越しください。
はっきりとした症状が出ているときはもちろん、「具合が悪いのだけれど、何科に行ったらいいのかわからない」という場合も、遠慮なくご相談ください。的確な初期診察をし、原因の究明にあたります。
また当クリニックでは、ご希望の患者様には、漢方薬を使った治療を行っております。漢方薬と西洋薬を使い分け、あるいは併用して、治療にあたります。
一方、高度な医療や入院が必要と判断されたときは、患者様の症状に適した専門科を判断し、連携専門医療機関への紹介も行っております。
生活習慣病
生活習慣病には、糖尿病や高血圧、脂質異常症(コレステロールや中性脂肪が高い疾患)などがあります。主に運動不足、過食、そして肥満といった生活習慣の不摂生が原因で起きてきます。
生活習慣病は、一つ一つは軽症でも、いくつもの疾患が重なることが少なくありません。重なることによって、症状がひどくなったり、心臓病や脳卒中などの重大な疾患に結びついたりする危険性も高まるのです。
そういった事態を招かないためにも、生活習慣を改善するための対策をしていきましょう。
基本的には、どの病気であっても、生活習慣の改善、つまり食事療法と運動療法であることは共通しています。必要と判断した場合には薬物療法も行います。
認知症(物忘れ)
認知症とは、アルツハイマー病や脳梗塞などの脳血管障害等の要因により、それまで正常だった脳の性質に変化が起こり、記憶したり判断したりする機能が長い期間にわたり低下した状態を言います。
認知症外来には、「最近、もの忘れが多くなったのですか、これって認知症ですか?」と、相談される患者様が多くいらっしゃいます。一時的な「もの忘れ」は誰にでもあり、特に年を重ねた高齢者の場合はその頻度が高くなるため、本人だけでなく周囲の方も認知症と決めつけるケースがありますが、目安として、半年間その状態が続く場合は認知症の可能性が高くなります。ここで大切なのは、自己診断をせず、きちんと診察を受けていただくことです。
当クリニックでは、CTスキャンで脳の形を見る検査によって、診断のための重要な手がかりを得ることができます。
禁煙外来
タバコは、ニコチンの作用による脳や体への快感(身体的依存)だけでなく、ほっとする、すっきりするといった気持ちの上での依存(心理的依存)が重なっているため、意思の力だけでは、なかなかやめることができません。
そこで当クリニックでは、ニコチンが脳神経に作用するのを止めて中毒症状を緩和する薬や、生活指導を駆使した禁煙のお手伝いをしております。どうぞお気軽にご相談ください。
予防接種(大人)
予防接種は、細菌やウイルスなどの病原体から作製したワクチンを接種することによって、病気になりにくくしたり、病気になっても軽症で済むようにします。
当院では、インフルエンザ、肺炎球菌のワクチン接種をそれぞれ行っております。
各種健康診断
特定健康診査・健康診査
特定健康診査
千葉市国民健康保険では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し、生活習慣病を予防するために40歳~74歳の千葉市国民健康保険被保険者の方を対象に、特定健康診査および特定保健指導を実施しています(自己負担額:500円)。
健康診査
75歳以上(65歳以上で一定の障害がある方)には、千葉県後期高齢者医療広域連合からの委託を受けて健康診査を行います(自己負担額:無料)。
※介護保険施設などの入所者は除きます。
雇入健診・定期健診
当院では、企業による雇入健診や定期健診などを取り扱っております。
乳幼児健診
お子様の発育、発達の状態、身体的異常の有無のほか、育児についてのご相談等について、お父様・お母様と一緒に考え、子育てを応援させていただきます。
身長・体重、運動発達、表情、言葉など、お子様のことで気になることがございましたら、月齢・年齢に関係無く受診していただければと思います。
お子様は大人と違い、成長や発達が著しく、健診のときに疑問の感じられたお子様も、1ヶ月後には見違えるような成長を遂げることがよくあります。
乳幼児健診は、診断を即決することが大きな目的ではなく、お父様・お母様と一緒に子育てをするつもりで、お子様が健康的に成長するようにお手伝いすることが究極の目標です。
予防接種(小児)
定期接種と任意接種
定期接種
予防接種法で、接種について努力義務が規定されたワクチンです。接種費用については、接種対象年齢の範囲であれば、公費で負担されます。
任意接種
定期接種以外の予防接種ですが、病気を防ぐためには大事な予防接種です。ご家族の判断で接種を受け、接種費用は自費になります。
心療内科・精神科
心療内科
心療内科は、体の不調の原因が心の不調と大きく関わっていると思われる症状を診る診療科です。うつ病、不眠症、適応障害など症状はさまざまですが、薬や周囲の人たちの協力で改善されることが多く見受けられます。
何日も気分が沈んだままである、眠れない日が続くなど、気になることがある方は当クリニックまでお気軽にご相談ください。
精神科
精神科では、脳の機能低下などによって引き起こされる心の疾患を扱います。
本人の気持ちの持ち方の問題というわけではありませんので、お困りの方はぜひ一度当院を受診してみてください。
心療内科・精神科で扱う疾患例
うつ病、不眠症、統合失調症、自律神経失調症、心身症、パニック障害、適応障害、全般性不安障害、強迫性障害、PTSD、摂食障害、境界性人格障害、社会不安障害、感情障害、認知症、認知症行動障害(BPSD)等
漢方を用いた治療も行っておりますので、ご希望者は気軽にご相談ください。
専門カウンセリング
身体疾患、心理・精神疾患に関わらず、あらゆる治療は薬物療法と非薬物療法の2本柱から成り立っています。非薬物療法は患者様の人生全体への認知的、行動的アプローチであり、家族療法の場面や緩和ケアや看取りなどの場面では更に高次元の意味合いを帯びてきます。非薬物的治療の比率は病気の種類・重症度・ステージ(病期)により当然に異なってきますが、非薬物的治療の重要性は常に少なくありません。非薬物療法と薬物療法が相乗作用と好循環を形成すると、薬物の減量などに結びつくこともあります。この為、当院では医師診療の中でもカウンセリング手法を非常に重視すると同時に、専門心理士や認定看護師による専門カウンセリングを充実させております。
これらからお分かり頂けるように、当院のカウンセリングは成人の心療内科患者様ご本人のみならず、成人の一般内科患者様ご本人やその家族、また一般小児科患者様のご家族、認知症患者様のご家族、発達障害患者様のご家族、なども対象としております。お気軽にご相談ください。
児童精神科
幼児・小学生の神経発達障害、小学生から高校生の心の悩み、発達の悩み、不登校や家族の悩み、精神的疾病について、身体医学・精神医学の両側面から適切なアセスメントと治療・療養アドバイスを行っております。受診に際して、とまどいや迷いも多いと思います。当院では事務員においても親身な対応を心がけておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。